2004/09/29

オレ流監督の胴上げだ!

いよいよ我が中日ドラゴンズのペナントレース制覇まであと一つというところまでやってきました。(いきなり書き出しが誰?って感じだけど・笑)
当然明日、あさっては東京在住ドラゴンズファンにとっての聖地、神宮球場レフトスタンドに駆け付けます(前も書いたけどこの球場はほんと素晴らしい)。

思えば落合の中日移籍をきっかけに中日ファンになった僕にとって(それまでは多摩っ子の宿命か西武ファンだった)、その落合監督に導かれての優勝というのは感涙にたえないものがあります。評論家やファンに揶揄されながらも自分の信念、野球観に基づき少しも軸をぶらさずオレ流野球を貫き、チーム全体に意思を浸透させた落合監督の生き様。

かったるい、長い、透明性が〜など昨今のプロ野球のめぐる状況は必ずしも良いとは言えません。しかし落合監督は野球というスポーツの原点、打つだけじゃなく、守って、走る野球の魅力を再確認させてくれた気がします。

荒木井端の神技2遊間や鉄壁超強肩外野トリオの繰り出すホーム上でのクロスプレー、攻撃的なベースランニングに150km中継ぎカルテット、野球のアヤ、妙を知り尽した首脳陣の采配など今年の中日は見所が一杯です。プロー選ばれた者だけが生み出せる奇跡の数々には思わず溜め息が出ます。超一流の野球人落合にしか見れない世界を垣間見てるようです。

強いもの、優れたものだけが生き残るその世界はシンプルで、美しい。
影にある悲哀や努力、数々のドラマ。それらを乗り越えライバルの夢を踏み潰してきた者だけが立てるカクテルライトに彩られた表舞台。僕らはそこに熱狂し、思い入れ、夢を見て、金を払う。
断言する。スポーツは最強のエンターテイメントだ。スタジアムに行けば興奮だけが待っている。
神経と肉体、想像力、最後に魂。ほら、OVAのテーマに戻ってきたでしょ?(笑)