2008/06/15

La Vie en Rose

自分にとってYELLOWでのラストパーティ。
平日とは思えない熱気と、HOUSE MUSICと夜遊びの雰囲気が大好きな人たちに囲まれ、最高の一夜でした。

朝10時まで、15年間の間に触れ合った、異様に濃い面子がわんさか。来れなかった人もいたけど、この場にいて欲しいと思う人はほぼ勢ぞろい。こんな夜は2度とないと、体力の限り味わい尽くしました。

当時10代だった生意気盛りのおれに、正面から向き合ってくれたり、酒おごってくれたり、ある時は突き放したり怒ったりしながら、見守ってくれた多くの先達たちが多く集まってくれたのも嬉しかった。おれの夜遊び人生、というより人生がいまここにあるのも、彼らのおかげだ。
征璽さん大造さん孝信さん、吉岡たかしさん、HEYTAさん(彩の様子がアップされてました)、有泉さん、加倉井純さん、桜沢エリカ嬢OIちゃん。。。GOLD、CAVE、MIX、YELLOW、いわゆる東京のClubシーンを創ってきた人たちだ。


Barbaraのライブは、ビッグ・アンセム"Beautiful People"に、半分無理やり歌ってもらったアンコールの"Stay together"まで、今までで見た中でも出色の流れだった。

朝になっても、昔と違ってしっかりと仕事を持ってる遊び人たちは帰らず、6時以降はNORI/HIRO/KATSUYA/ICHIROにToshiyuki Gotoくんが加わりBack to Back!一番好きなDJたちの競演に、むちゃくちゃ上がった。

イエローでの最後のPLAYを一人一人味わいながら、それぞれの持ち歌をかけ、踊り、積み重ねてきた過去といまを重ね合わせながら、コブシを握り、抱き合い、泣き、歌い、見つめながら、その儀式は続いた。
かっちゃんの"This Time"、HIROくんの"Another Star"、ICHIROくんの"Real Thing"、"Love is the Message"はNORIさんだ。



90年代から続いたClubの文化が終わっていく...
DJ、RE-MIX、VINYL.....若者と年寄りが、金持ちと貧乏人が、StreetとModeが、男と女が、ゲイとノンケが、様々な職能の人同士が、文字通り体と意地を張って、刺激を与え合って創り上げられてきたこのカルチャーも、ネットの普及と時を同じくして、一つの区切りを迎える。

コンサートじゃない、ライブハウスじゃない、レイブでもフェスでもない。ましてやラウンジではあり得ない都市特有のカルチャー。
"Saturday Night Feaver"のような旧時代を懐かしむものになるのか。
House MusicがDiscoやSoul、Gospelをルーツにあらゆる人の手によって更新され続け、いまあるように、これからも現在進行形のRealなカルチャーとしてあるのか。

この先の変化を恐れてはいけない。過去に捉われ固定化してはいけない。
Clubで学び、Clubで突き付けられ、Clubが与えてくれたもの...
この先どんな世界が待ち受けるか、それは自分次第だ。

そう言い切れる自分や仲間を、幸せに思う。
La vie en rose. バラ色の人生。