2011/09/18

16年後のこはちゃんへ

18歳の誕生日おめでとう。
18年前の今日、琥珀はお母さんのお腹の中から出てきました。
37時間に及ぶ難産で、琥珀もお母さんもとても大変だったよね。
お父さんは、琥珀が産まれて人生が大きく変わりました。それまでの人生を全部それで良かったんだと思えるようになったのです。

そして今日は、琥珀のひいお祖母ちゃんの話をします。

ひいお祖母ちゃんの静枝さんは、幡ヶ谷の商家の長女として大正元年に産まれました。
石炭問屋だったその家には、ひいお祖父ちゃんの勇助さんが丁稚奉公で働いていて、その働きぶりを見初めた静枝さんのお父さんにより、2人は結婚することになりました。

夫婦で石炭のお店を立川で開き、一生懸命働きました。
戦後の混乱で、闇取引が横行する中、ひいお祖母ちゃんは、定価で売れるものはないかと考え、本屋さんを始めました。
ひいお祖父ちゃんは、立川の発展のために、大きな貢献をした人です。
一家で一丸となって、頑張りました。
ひいお祖母ちゃんは、6人の子供を産み育てながら、事業を支えました。


6番目の可愛らしい娘が、琥珀のお祖母ちゃんの法子さんです。
大変明るく、世話好きで、いるだけでその場が華やぐような人でした。
お祖母ちゃんは、お見合いで新聞記者をしていたお祖父ちゃんの信行さんと出会い、結婚しました。

そして産まれたのがお父さんです。
お父さんとお母さんは、14歳の時から友達でしたが、一緒になるのはずっと後のことです。
お祖母ちゃんが急に亡くなったその夜に、プロポーズしたんです。

お父さんとお母さんは愛し合い、珠のように美しい娘を授かりました。
お父さんは半年以上いろいろと考え、琥珀と名付けました。


ひいお祖母ちゃんは99歳まで生き、大勢の孫やひ孫に見送られ、旅立ちました。
一番小さかった琥珀は、お兄さんやお姉さん、叔父さん叔母さんたちに、とても可愛がられていました。

そんなみんなの愛情を受けて、いまの琥珀がいます。
ご先祖様が一生懸命に生き、繋いできたバトンを、琥珀に託します。
数え切れない喜怒哀楽が詰まったバトンを大事にしながら、自分の思うように、生きてください。

お父さんとお母さんはいつでも、琥珀のことを愛しています。

父より



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