2004/10/03

幾千もの夜を

○金曜日
フライヤーを置きに都内のクラブを廻る。
ふと思ったんだが、渋谷から西麻布・六本木へのいわゆる六本木通りの店の元気さ。反対に青山通りの方は落ち着いてる。六本木通りは真夜中に特化してる。対して青山通りは基本的にはビジネス街、昼間の雰囲気を色濃く残している。人々のマインドの、時代の変化を感じる。
花屋敷で10年前におれとGOLDで会ったというミナちゃん@バンコク在住に会う。あんまり昔と変わってないみたい。でもちょっと太ったって(泣)
最後UNITでやってたF.Gallianoへ。うん、まぁこんなもんでしょう。基本的にいい曲を作る才能といいDJをする才能は別物だ。F.Kevorkianみたいに兼ね備えてる人もたまにはいるが。

○土曜日
Burning Man帰りのOVAスタッフ金子を連れ立って千葉の岬の先で行われるレイブへ。ステージは南アフリカのレーベルのやつらでよくわかんないんだけど、アンビエントフロアがARTMAN、内海さん、Global Chillageのシンちゃん、ヒヨシくんなど激渋。

午前2時過ぎに到着すると、駐車場から会場まで暗闇の中歩く歩く(あの〜渡された地図だとすげー近いんですけど)。歩くこと約30分、ようやく到着した先は岬の先端の砂地というか荒地で、対岸に川崎工業地帯の灯り、空も薄っすらと赤く染まっていて、なんだか地球以外の惑星に降り立ったかのような現実感の無さ。軽く1000人を越える客が踊り狂うステージを抜けると巨大な建造物があってアンビエントサイトとなっている。この構造物は登れば岬の全容を一望でき、それ自体が音を発してるようなとにかく不思議な雰囲気。内海さんのDJがどハマリ。

朝になって雨足が強まり会場はさながら野戦キャンプへ。朝日をバックに感動のフィナーレを飾るはずが完全に本降り(笑)。あらかた使命も済ませた僕たちは、さらに強い雨雲が向かってるという情報を聞きつけ一足先に撤退。帰り際海ホタルに寄ってハンバーグとオムライスを平らげました。あーほっとした。それにしても、海ホタルもバカくさいが、大雨の中デケデケやってる方も相当のバカだと思う。

アクアライン往復に飲食合わせてお会計1万円チーン!(泣)