2004/10/28

KOHSHIN SATOH

近所で馴染みのGSでオークションでgetしたタイヤホイールの交換。このGS、都内相場より7,8円安い価格で入れてくれて、かといって粗悪なガソリンというわけでもなくしっかり吹け上がる良品という謎のGS。原油高のこのご時世ではほんと助かってます。
ホイールを1サイズダウンの15インチにしたんですが、取り回しの反応が若干クイックになったかも。スキーで言うと板の長さを10cm短くした感じ。先代GOLF2に近くてこの方が個人的に好きです。

僕はどうやらパーティとか人と会うとか、なんらかの外的要因がないとアガんない性質みたいで、基本的に何もないと鬱に近いです。でも人と会う時はハッピーでいたいし、いいバイブを伝えたいと思っているので、そういう時は気絶したり音楽を聴いたりで自分の精神を回復させます。ちょうど自分の中に愛のカプセルがあってそれを一つずつ満たしていく感じ(笑)。そうしないと自分のことも愛せないし結果的に人のことも愛せないの。愛とは行為だからね。だからみなさん、僕が気絶してたり遠くなってたりしてもあんま気にしないでね。

さて、今日はアーストンボラージュ佐藤孝信さんのコレクションへ行ってきました。青山に最近できたmauveというハコ。孝信さんは80年代アンディ・ウォーホルやマイルス・デイビスとの親交など数々の逸話はともかく、一夜遊び人としてこの世界で生き続け、僕ら若いやつらに何がかっこいいのか身を持って示してくれる貴重な存在。僕が大好きな遊び人の1人です。


彼のショーはラグビー少年の聖地・秩父宮や、麻布十番の地下駐車場など面白いロケーションで開催されることが多く、お金をかけなくても知恵とセンスとネットワークでかっこいいものは創れるんだということを教えてくれる。

日本という国はとかく高コストな国で例えば特注でケーキ一つ作るのでもやたらめったらお金が掛かってしまうのだ。花にいくら〜、舞台にいくら〜、照明いくら〜、音響いくら〜でハイ、○千万みたいな。もちろんお金を掛けなければ出来ないこともあるんだけど、若手のデザイナーにこそそういう部分をカバーする知恵を出してもらいたいもんだ。用意された出来合いのショーではなく、真にアートで、真にアヴァンギャルド、スリリングでセクシーなショーをきっと出来るはずだ。

そういう意味で、一つ一つの世界が乖離している最近の状況はどのジャンルのクリエイターにとっても不幸かもしれないね。