2004/11/14

at-MIX

11/22にやるパーティの下見でSecobar、12/22にやるのの下見でAgehaへ。この前のUNITも10/22だったし、最近何故かゾロ目が多い。というより22か。12/22のサウンドをお願いしているMa*Toさんと一緒に。MILKの音響なども手掛けてるセレサ小林さんにじっくり話を聞けてよかった。大晦日のAgehaは駐車場に巨大テントを建てて3つのサウンドシステム(レゲエのね)がサウンドクラッシュならぬ和を持って日本と為すで大盛り上がり間違いなし。熱い!やばい!間違いない!!!(あれ違ったっけ?)

11/22は祝日前で、Sandnorm筆頭で彼の仲間たちという感じ。いろいろな意味で調子よかったら来年からある程度定期的にやろうかと思ってる。まぁそのトライアルという感じである程度任せてる。やっぱね、今トップライナーでやってるDJたちをぶち抜くにはある程度の場数が必要だよね。フミヤくんにしろケンセイくんにしろ薫くんにしろ、昔のDJと呼ばれる人たちはとにかく毎週の帯(おび)を持ってた。それがなければDJにあらずって感じで。単純に打ち込んでる時間が違うんです。その中で技術や遊び方など覚えていくし、トライブを育てるというのかな?時代が違うと言えばそれまでだけど、ちょっとセンスがいいくらいのやつがぶち抜くのは無理ってもんです。

12/22は恒例?Cypress〜冬休みで、OVAはテント、Venus Fly Trapp〜Sandnorm〜Zomboでサウンドシステムも一から入れてぶりぶりに踊らせます。ArenaにケンセイくんやMoochy、薫くん、ラウンジにMoodmanや秘密博士、roseにFunky GongやSalくんの豪華布陣で臨みます。CypressはドメスティックのDJだけでどこまでいけるのかが毎回楽しみでもある。ある意味シーンの健全度を測るにはもってこいの場。

で、MIX。

下見だけで週末の夜を終わらせるのはあまりに惜しいので久しぶりに青山MIXへ遊びに行きました。10代の頃に先輩に初めて連れられて行って以来、僕にとってはどれだけ月日が過ぎようともホームグラウンドとして思い入れのとても深いclub。多い時は週に3,4回行ってた(笑)。なぜわざわざ取り上げるかというと僕が心の底からはまって人生を変えられたclubというものの良い部分を一番残してるからです。

当時東京でダントツにいけてたclub。最初は足を踏み入れるのも怖かった。実際荒くれどもが揃っていて毎週どこかで喧嘩。

それでも熱くて楽しいやつらが集まっていて、最高にhotでsexy、スリリングな場所だった。いつ行っても暖かく迎えてくれるスタッフのホスピタリティも最高!コンビニの店員然とした最近のclubの店員に爪の垢でも煎じないまま飲ませたい。人とのコミュニケーションに喜びややりがいを見出せないやつは客商売なんてやるべきじゃない。

いつ行ってもおいしいお酒を飲ませてくれて、調子良ければただ酒を振る舞ってくれるMIXの店員たちは最高なわけです。当然一人なんかじゃ飲ませないで自分たちも飲むんだけど。

音、酒、男と女。clubに必要なものは全て揃っていて遊びに来る客も皆かっこよかった。酒の飲み方、女の子の誘い方、仲良くなること、邪なものを寄せ付けないこと、全てここで覚えた、盗んだ。

今でもそれは残っていて、10年前と変わらない店員たちもまだいて、おれとそいつらは間違いなく繋がっていて、これが東京Real undergroud。世界のどこにもない誇るべき場所。外タレ呼んでありがたがってるだけのやつは死んだ方がいい。ここでは、かっこいいやつ、調子のいいやつしか生きられない。何やってるかなんてまるで関係ない世界。これが東京の夜のRealだ。DJでも他の誰でもない、自分だぜ。

http://www.at-mix.com/