2019/07/12

【中高生とダンスミュージック】〜なんで中高生を呼びたいのか?


僕はまだ自己が確立してない10代、柔らかな感性の頃、クラブミュージックと出会いました💫

音楽なんてそこまで興味はなかった僕は、先輩に誘われて行った先がいきなり実践の場。
 
90年代初頭、InkstikやJ Trip Bar、GOLD...
中高生でもオトナびて見えればどこでも遊べた時代。
  
大音量で暗くて、最初は正直楽しめなかったです。
映画や漫画みたいに起承転結や説明のできる筋書きがあるわけでもなく、ただただ感覚的な饗宴が終わりなく続いていく...
 
 
そこには、ディズニーランドのような誰もが楽しめる用意されたエンターテイメントはなく、ストリート以外行くあてのなかった自分は、ぼーっと壁際で過ごしたりしていました。
 
 
そんな時を過ごしながら、ある時「つまらないのは自分に原因があるのでは?」と気づき、「自分から変わろう」と思い立ちました。
  
  
「自分が変わる=自分が楽しむ」ようになると、目に見える風景や、周りの反応が劇的に変わりました。
  
いつの間にか男女問わず周りのオトナたちに可愛がられるようになっていて(だいぶ生意気でしたが😁)、自分が行くとみんなが喜んでくれる、自分が場の空気をアゲられることを自覚しました。
   
かっこいいオトナの男や女の遊び方や踊りを一緒に遊ぶ中で盗み、先輩の家やファミレスでのアフターアワーズでHouse MusicやDance Musicに通底する哲学を学べました。
  
 
僕にとっては学校のようなものでした😊

 
Dance Musicとそのアトモスフィアは、さざなみのようにフロアの人々に波及し、一晩で身体中の細胞が生まれ変わったような体験を生み出す場合があります。
  
そしてそれは、ステージで奏でるスーパースターによってではなく、DJとダンスフロアの人々の相互作用、共鳴によって産み出されるものです。
  
 
「世界を変えられる」と思いました。
なぜならその一晩を過ごした数百人の「世界は変わっていた」からです。
 
そこで得た感覚を日常の中で活かせれば、世界にGood Vibrationが拡がることを確信しました。
 
 
それが僕がパーティオーガナイザーを始めた理由です。
 
周りがみんなDJ志望だったので、人と違うことが好きな僕はオーガナイザーをやり始めました。
 
 
あれからもう27年になるのかな😁

楽しいことばかりでもなく、苦しいこともたくさんありました。

でも、これが僕の生きてきた道です。
形やペースは変わっても、もはややめられないです。

 

振り返って、いまの中高生。
音源はネットでいくらでもアクセスできるけど、クラブ自体の現場には入れません。
 
僕らの時代には運用が緩かった風営法が厳しく適用されるようになったからです。
 
その中でもごく一部の中高生は、早い時間のクラブを借り切りデイイベ(昼間のイベント)を開催して頑張っています。
 
 
PCやiPhoneで聴くストリーミングの音質と、クラブやパーティで体感する重低音、空間の響き、人々が創り出すバイブレーションは、まったく違います。
 
情報としての音楽でなく、その空気を体感して欲しいから、中高生が入れる早い時間に開催することにしました。
  
 
好きにならなくてもいいし、その場で理解できなくてもいい。
何かぞわっとする感覚や、感触、匂い、バイブレーション...
説明できない何かがココロに残れば嬉しいです。

その中からこの世界を好きになってくれた若者がもしいたら、、、
DNAレベルに一生消えないDance Music Slaveの傷を刻み込みたい😁
  
あの頃の僕がそうだったように...
  

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7/15 NU Ground - for all tribes 海の日SP. @ Circus Tokyo
 
23時までに帰宅できれば、中高生でも保護者同伴なしで参加できます(青少年保護条例により)
年齢わかる身分証持参で1000円の学割も用意しました。
 
オトナばかりのFacebookで告知してる時点であれだと思いますが😅、興味のありそうな中高生をお持ちの方は、お誘い頂けると嬉しいです。
 
  
もちろん親子での来場も大歓迎です!
(小学生以下は無料ですが、B1Fは大音量です)
   
僕らの頃は親と遊びに行くとか絶対ない感じでしたが、時代も変わっていると思います😁
 
ゲストリストも受け付けていますので、希望の方はメッセください😉



 
#デイイベ #デイパーティ