2006/11/08

Jungle Rhythm Section

仕事帰り、本日2回目のUNITへ。
PeaceWeekという理念、行動に賛同したミュージシャンなどが参加してるイベントで、FunkyGongくんやSUN PAULO、GOMAくんらが出演、ダライラマのメッセージも上映された。
午前1時までのこのイベントは、平日にも関わらず、というより平日だからこそ懐かしい顔ぶれの関係者が大勢集まった。30overになってくると平日の方が集まりやすいよね。現場が重ならないし。笑
GOMAくん率いるJungle Rhythm Sectionは皆上手かった!
ひさしぶりにいわゆる楽器のライブで踊った気がします。ドラヘビの内田さんの作り出す音も流石!トビがありました。

ふと、Drum'n'Bassを通ったかって、とても大きな違いだなって思った。Dubの入口でありBreakBeatsに繋がっている流れなんだけど、ビートの取り方一つで瞭然。GOMAくんはLondon時代にJungleに出会ってるし、僕もMoochyやKajiくん、Forceくんあたりで強烈に遊んでいた。共通して言えるのは重低音への飽くなき渇望(Bass)と音の隙間、変拍子の意識(Rhythm)。

Trance、Technoにはない表情、Houseには半分残る、黒人音楽のニュアンスだ。
今のD'n'Bにそれがあるかと言ったら、体育館で爽やかに跳ねてるようなstepの日本にはまずなくて、Londonにもおそらくもうないんだけど。
あの重くて黒い、うねり這うようなグルーブはいったい何処へ行ったんだ?

OVAに出てるDJ陣には、多かれ少なかれその影響があり、Moochyにしても内海さんにしてもモロそうだし、Hikaruくんなんかはまた別の角度から、、Kenseiくんの場を凍てつかせて引き刷り倒すようなインパクトはD'n'Bの凶暴性と理知が合わさった感じだったし、僕がDJを判断する時に絶対見るポイントは、ビートの取り方なんだけど、みんなそれぞれのいい取り方してます。ヒントは沈むビートの取り方。わかる人にはわかる。

冬休みや渚には、また他の使命があると最近強く意識しているけど、単体のOVAではこの、BassとRhythmの合わさり重なりずれて砕けるような意識と身体、それを繋ぐ神経と果てしない想像力の、極限を味合わせようと思いました。
それには踊る側にも訓練が必要です。見て楽しむことはできますが、生半可では到達できません。
ようこそ、果てしないファンタジーと感覚の世界へ。