2017/09/13

イベントの精算についての考察

毎回イベントが終わると、精算の季節がやってくる。。

あらかじめそれぞれの払いが決まっているイベントなら粛々と振込むだけだけど、NU VILLAGEのようなムラの全体収量が出てから分け方を考えるスタイルだと、毎度アタマを悩ませることになる。
といっても、僕一人で決めるわけではないのだが。。


いろいろな考え方があるし、どれが絶対正しいという訳でもない。

それこそ平等に分けようという社会主義的?な考えもあれば、やった分だけ還元という考え方もある。持株数に応じて還元という株式会社的な発想もあるだろう。

ルールをつくるのか、コミュニケーションで決めるのか。
できればそれが4人でも、4000人でも、5000円でも5億円でも、普遍的に適用できる手法があれば望ましいんだけど、今のところ思いつかない。

すべてを俯瞰する神の眼でもあればいいんだろうが、誰が見通そうが主観はどこかに入るだろうし納得いくかは別問題。(昔は酋長や神託などの権威によって納得していたんだろう)

すべてをトラッキングして数値化していくのも理屈上明解だが、これも得心がいく結果とはならないだろう。
 

過去3年間いろいろ試してきたが、微妙な雰囲気の中、プロセスも含め得心のいく結果とはならなかった。
太古より収穫祭の喜びの裏では、こういった分配に関する会議が行われていたのだろうか?
そもそも所有という概念があるから思い悩まされるのか?

とはいえ、収入も支出もその場で行われる生活としてのムラではなく、あくまで仮想のムラなので、そこも悩ましい。




 
 
今回、NUVに関係した友人と話していてはっと気づいたのが、苦労に対して払うのではなく結果に対して払う方がクリアだなということ。

結果として何を形にできたか、そしてその評価と意味合いはどうだったか?

いかに大変だったか、時間をかけたかではなく。
 
 
その結果を出すために、どうやるのかは各自の自由だ。
100時間をかけてもいいし、2時間でやる人もいるだろう。
1人でやる人もいれば、チームでやる人もいる。


とはいえ、普遍的な方程式には程遠いようだ。
それこそそれぞれの目安や根拠を持ち寄って、契約交渉のように話し合っていくしかないのかもしれない。


そういう意味では、組織に属していない我々が、どうお金を扱っていくのか、まだ規模が小さい今のうちに、練習させてもらっているのかもしれない。

ムラ(世界)をどうデザインしていくのかの練習。
いずれきっと役に立つ。






2017/09/05

NU VILLAGE 2017 〜ぼくたちの夏休み〜

半年以上かけて準備してきたNU VILLAGEが終わりました😌

夢のような6日間は、思い返すとあっという間。
参加してくれたみんな、どうもありがとう😆😆😆

撤収完了〜

みんなでつくった「あたらしいムラ」
どうだったかな?

アンケートを実施しているので、入村者のみんなの生の声をぜひ聴かせて欲しいです😉
入村者アンケート

単なるイベントではない、新しい関係性だったり、つくられ方だったり。
社会や世界、人と人の関係性は、どうすればもっと楽にストレスなくスムーズに進むのか、4年間ずっと模索し続けてきた気がします。
 
 
息子としげた

オリジナルの8人で立ち上げから走ってきた3年間。
別に標榜していたわけではないけど、人の集まり方も物事の進め方も、プライベートフェスとしての到達点と限界点は、一つの季節の終わりを感じさせました。
  
 
今年は半数近くが入れ替わってのNU TEAM!
やるしかない領域が大幅に増え、僕個人は迷いのない境地で臨むことができました。
自分自身の集中の持続力やムラの問題も含めて、今年はやりきった~~😆
いろいろ細かい点では至らぬ所もあると思いますが、僕は今までで一番よかったと思っています。
しげたとNUVのグランマ浅田さん

ポットラックBBQ、サウンドインスタレーション、NU場料、オンラインマニュアルの整備、ボランティアスタッフの参加など、思いつきから実践へ。
まだまだ面白いアイデアが沢山あるので、実行までのスピードをどんどん上げていきたいと思います。
 
 
成長するに当たって、重く大変になるのではなく、軽く楽になっていくやり方はあるはずです。
僕の思うNUVの目指す先は、フジロックのような大規模フェスでも、ディズニーランドのようなフルサービスでもありません。

Do it Ourselves、それぞれの自発性を喚起して実行へと繋げられる仕組みをどうデザインするかが、4年目から始まる次のシーズンのテーマな気がします。

ヒカリでアソブ子供たち
個人的に、今回のキャンプの最初と最後に見返りを期待しない無償のギフト、見ず知らずの人からの贈与に触れられ、とてもありがたい気持ちで過ごすことができました☺️
昨年のインド旅での、穏やかで絶大な安心と幸せに包まれて過ごすフィーリングが戻ってきました。
 
 
前にも3つの法則として書きましたが、思い通りにいかないことを基準にすれば、怒りや焦り、不安から解放され、日々穏やかに幸せに満ち溢れながら過ごせます。
インドでは最初から諦めているけど、実は東京でも同じことです。

この世界をつくっている3つの法則

  • 自分以外のことやひとは思い通りにいかない!
  • 自分のことは何でも思い通り!
  • たまたま自分の思いとひとの思いが重なったとき、、、それはミラクル!!!

詳しくはこちら

ぼくたちのトータルエクリプス

夏休み期間が制作の佳境と重なってくるため、家族には負担をかけたと思う。
子供たちのやりたかったことや行きたかった所もあまり実現させてあげられず、家にいても向き合えず後でねと我慢させていたことも多かった。

本番中もほぼ遊べなかった(子供は勝手に楽しんでいたので、これは主に僕の心残り😅)
来年はもっと違うやり方、意識の持ち方をしようと思う。

幸い、スタッフ間の裏テーマ?であった「耕す=Cultivation」が順調で、いろいろな所で芽が見えてきているので、案外自分の心持ち一つなのかもしれない。
 
 
ぼくたちの夏休み2017は、これでおしまい。
まだまだ続く野外パーティシーズン。どれも好天に恵まれたらと思う。

母の13回忌も無事終えたし、玄関に積み上がってる備品や返却物の山、後回しにしてきた仕事ややりたいことを徐々に減らしながら、穏やかな日々に戻っていきたいと思う😌

どこにも遠くへはいけなかったけど、精神的にはとても成長できたから、目の前にあまたある奇跡をじっくりと味わいながら過ごせるんじゃないかと楽しみにしている。

神様ありがとう!!




2017/06/30

NU VILLAGE - a potlatch camp 2017 -新たな取組みを紹介

今年もやります!オトナとコドモのNEWサマーキャンプ!
"NU VILLAGE - a potlatch camp 2017"

今年新たに始めた取り組みを中心に取り上げてみました。
みんな遊びに来てね ♪

南アルプスは甲斐駒ケ岳のふもと、
フォッサマグナからお湯が吹き出し、
夜は虫と動物たちのものになる深い森の近く、
さらさらと白く流れる尾白川のほとりに、
夏の終わりの3日間だけ現れるふしぎなムラ…

極上の音楽に、心躍るワークショップ。
天然のウォータースライダーに身を任せ、滝に打たれて無心になる。
地元産の食材にこだわったケータリングに舌鼓を打ち、夜は焚き火にオトナの時間。
ここはオトナとコドモたちが入り交じるこの世の楽園。
オトナはコドモに返り、コドモはオトナになる、ひと夏の思い出。
オールクレジット入りのフライヤー中面

【今年新たに始めたこと】

  • ポットラックBBQ♪丹精込めてつくられた地元の食材を使用した、盛大な宴会が初日の夜に振る舞われます。美味しい食事と酒に舌鼓を打ちながら、初めて知り合う人々が笑い、語り合う。BBQへの参加費は無料。いわば村から客人へのおもてなしです。持ち寄りは大歓迎。
  • 森と水の食堂 赤木商店×かまいキッチン×CoCoCi×234 Shokudo
    ”地産地頂”と”みんなで食べる”をコンセプトに村の食堂を運営します。森でみんなで食べるご飯は最高! 地元産のこだわりの素材を、料理人たちが愛情を込めて腕を振るいます♪美味しい地ビール、地酒もご用意いたします。  
  • サウンドインスタレーション DJ KENSEI × Hammock2000
    ムラの喧騒から少し離れると、川のせせらぎに溶け込んだサウンドスケープが拡がる。天然素材のスピーカーが奏でる優しい音色。ハンモックに揺られて何時間でも過ごしてしまいそうな…しばし日常を忘れるひととき。*音源提供のみで本人は参加しません  
  • ひょうたんスピーカー by 荒井紀人 ひょうたんからつくられたスピーカーから奏でられる優しい音色♪ ムラにおける音のあり方を徹底的に議論して、自然素材のスピーカーを使用することにしました。
 


2017/06/15

はじめてのアクアリウム&アクアポニックス【殺虫剤・エビ編】

レグラスポニックスというキットを使って、アクアポニックス(水耕栽培×魚飼育)を始めたのは前回書いたとおり。

水槽には平和が訪れた、はずだった。。。
 
 

ある晩のこと。
 

普段は流木の下などに隠れてるイエローチェリーシュリンプたちが、狂ったように水槽中を泳ぎ回りはじめた。上下上下とせわしない。

ほう〜!これが抱卵の舞と言われるやつか!満月も近いしね〜
なんて感動していたら、地上に下りてビクンビクンとはね始める。

いよいよ脱皮か?と見守っていたら、段々と酔っ払ったみたいにフラフラに。
ついにはひっくり返って足をジタバタし始め異変に気づく(初心者って恐ろしいですね)
 

硬度不足か?


その時点では硬度不足による脱皮不全を疑っていて(底砂に全面ゼオライトを敷き詰めていたせいもあり、以前テトラの6in1で測ったら硬度が0だった)、寝間着のまま急いで深夜スーパーまで自転車を走らせる。

即効性のある硬度上昇対策として知られるコントレックス(ヨーロッパの超硬水ミネラルウォーターで硬度82°dHあるらしい)を購入して投入!

ネオンドワーフレインボーにツンツンされ食べられそうになるのを餌をまいたり水槽叩いて気をそらしたりして守る(端から見たら変な光景だが本人は必死だ)

もしや?ベープクリスタ?


こんな急性な症状はなんかおかしい。

ふと、食卓にぽんと置いてあったベープクリスタの青い容器のことが頭をよぎる。
前に虫除けと間違えて肌にスプレーしたらジンジンと痺れみたいな感覚が何時間も残ったっけ。。

ネットで調べたら、殺虫剤での全滅事例があるわあるわ。

人間や動物にはほぼ無害でも、殺虫成分を代謝する機能を持たない甲殻類や魚には神経系を直撃らしく、中でもワンプッシュで●時間効く類の殺虫剤に含まれるトランスフルトリンは水溶性で水槽内に溶けまくるらしい。

家人に連絡を取ると、
「殺虫剤?使ったよ?蚊がいたから」
「・・・・・エビたちが、、、死にそう、、(TT)」

怒る気力もなく、そう、知らなかったんだから。。おれも知らなかった。。。


もはや非常手段を取るしかないと、瀕死のエビたち(もはや手で触れるレベル)を掬って、昼に外で汲んでおいた水道水のバケツにぶっ込んだ。
水合わせも温度合わせもなし。
殺虫成分の濃度を下げて、あとはエビたちの生命力を信じるしかない。。。
 
 

燃え尽きちまったよ・・


祈る思いで一晩を過ごし、翌朝には1匹が文字通り白く燃え尽きていた。。
「燃えたよ、燃え尽きた、真っ白にな・・・」

本当にごめん!!すまない。。。
 
 
そして数日経って隔離治療も実らず、6匹中4匹がお亡くなりになった。
いま生き残ってるのはメスと思われる2匹だけだ。一応動くけど以前より動きがスローな気がする。

幸い魚たちはいつもと変わらぬ様子だ。
水質変化に敏感なエビたちだけが逝ってしまった。


命と引き替えに、大きな教訓を得た。
エビに殺虫剤・虫除けはダメだ。
スプレータイプやノーマットなどは向きや濃度によっては使えるかもしれないが、ワンプッシュタイプは絶対NG。
メトフルトリンを使用したものは水にあまり溶けないという情報もあるが未確認。
エビ救出にあたっては、下記のサイトを参考にさせてもらった。
http://ameblo.jp/greatwave/entry-11254646239.html
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1366287218
https://coxcafe.net/2012/09/29/21_14_21/

 
 

〜その後のレグラスポニックス


2匹に減ってしまったイエローチェリーシュリンプはいま、屋外のスチロール容器に移され、太陽の下で転地療養中。いずれはオスを迎え入れて繁殖させたいと思っている。

替わりに水槽内の掃除役として、ヤマトヌマエビのコケ取り能力とミナミヌマエビの丈夫さを合わせ持つと言われるトゲナシヌマエビを6匹迎え入れた。
見るからに頑丈で、いつもツマツマと苔を食べてくれている。

ペアで入れてるグッピーのオスは求愛し続けているが、メスにすげなくかわされ続けている。
この先彼の求愛が実ることがあるのだろうか?
温かく守りたい。


命って儚いなぁ。。
何の因果か我が家にやってきた魚やエビたち。
なるべく幸せに魚生(蝦生)を送ってほしいなと思っている。


2017/06/08

はじめての熱帯魚アクアリウム&アクアポニックス【レグラスポニックス・無加温飼育編】

昨年からの屋外メダカビオトープに引き続き、屋内でもアクアリウム&アクアポニックスにはまってます。

アクアポニックスとは、水耕栽培(Hydroponics)と魚の水産養殖(Aquaculture)が融合した、有機循環エコシステムのこと。

魚の排泄物から発生したアンモニアが微生物によって亜硝酸塩、硝酸塩へと分解、植物はこれを栄養として吸収して育ち、きれいになった水が再び魚の水槽へと戻るというわけ。


西暦1000年頃、アステカ族が実践していた農法「チナンパ」をルーツに持つこの農法、従来の土を使う農業と比べて90%の節水が可能、水耕栽培の約2・6倍の生産性などの利点を持ち、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどを中心に、未来の農業として水資源の少ない途上国でも活用され始めている。
 

メダカビオトープ
我が家では、屋外メダカビオにはミニトマトの苗を2つ漬けていて、地植えの中玉トマトに比べて明らかに発育が悪いので、栄養不足(アクアポニックスにおいては魚不足・糞不足とも言える)か水流不足を疑っている。

14号鉢に、ヒメダカ8匹くらい?、ミナミヌマエビ8匹?、ドジョウ1匹、ヒメタニシという感じで、1日1回の餌やりとたまの足し水くらいで放置してるが、水は澄んでるし、氷が張るような寒さでもぬるま湯くらいの暑さの中でも、みなすこぶる調子が良い。

その他、屋外では井の頭産のザリガニとヨシノボリの混泳水槽、メダカの針子用、スッポンの赤ちゃんを飼ってる水槽があり、まぁ賑やかで飽きない。
 
ほとんど顔を出さないスッポン

そして新たに室内に導入したのが、レグラスポニックスという魚飼育も十分楽しめる水槽キット。ついに熱帯魚の世界へ踏み出そうかと。

魚の飼育なんて子供の頃縁日で掬った金魚をあっさり死なせて庭に埋めたくらいの記憶しかないんだが、どうしてこれが面白い。

太陽の恵み、雨水、風、土や微生物の働き、飛んでくる虫...
すべて揃った屋外ビオに比べ、室内の30cmキューブ水槽では、その循環をいかに人為的に創出するかの実践。
室内アクアリウムを始めると、自然の循環の素晴らしさ偉大さに気付かされる。

とはいえ、自分の好みとしてすべてが人為的に整ったものよりは作為ではない余地があるものが好みなので、初心者ながらヒーター無しの無加温でいくことにした。

レグラスポニックス 300H
レグラスポニックスの場合、上部の植物栽培スペースに敷き詰めたゼオライトと植物の根が濾過フィルター代わりになるので、別途でフィルターも水中ポンプもいらない。

上部からしたたり落ちる水音くらいで静かなものだ。
昔の水中ポンプのうるささに辟易していた人は驚くかもしれない。
 
 
世の中には無加温を追求する好事家もいるようで、2chの無加温飼育スレッドを参考にさせてもらい、低水温に強く初心者でも飼育が容易、かつ混泳可な魚を中心に、見た目の好みと色のバランスで仲間となる魚を選んだ。

アカヒレ 8匹
 ディープレッドホタル 4匹
 ミクロラスボラ・ハナビ 5匹
 ネオンドワーフレインボー 4匹
 グッピー・メタルコブラ 2匹
 GHDグラミー 1匹
 オトシンネグロ 1匹
 イエローチェリーシュリンプ 5匹(瀕死加療中)



一般的に過密飼育と言われるレベルだが、そこは上部で栽培しているバジルとサンチュの養分吸収力に期待している。残念ながらイタリアンパセリは両者に挟まれて日照不足なのか消滅しつつある。

サンチュは途中で導入したライトの青色LEDの効果か徒長気味(植物の成長には赤色と青色の光が必要らしい→参照

海外のアクアポニックス農場の例を見てもある程度過密気味に飼育をしているようだし、日本におけるほぼ唯一のマニュアル本"はじめてのアクアポニックス"でも、低密度での飼育は植物の成長に影響を与えるとして、水20Lに対し魚500g、毎日の給餌量5~10gを推奨、一般的な熱帯魚飼育の常識からは大きく離れていると思う。
(海外ではティラピアという食用の中型魚を飼育しているケースが多く、鑑賞用途というより完全に養殖だ)

エビを除いた飼育魚の最大体長×匹数の総合計が100cmを超えないように、自分の中でルールぎめをしている(推奨できる目安じゃありません)
 
 
アカヒレのメスで他の魚を誰彼構わずひたすら追い回す子がいたので屋外ビオに移動、そっちでは落ち着いてるし、室内の方も平和が戻った。

そう、あの日までは。。。

はじめてのアクアリウム&アクアポニックス【殺虫剤・エビ編】に続く